こんにちは!解体原価管理を支える「解体くん」カスタマーサポートです。
9月号では「現場日報 × 原価管理連携」による利益管理強化をご紹介しました。
10月号では、その次のステップとなる 「見積根拠の透明化」 をテーマに取り上げます。
資材・処理費の高止まり、人件費の上昇といった厳しい環境が続く中、元請からは「積算根拠の明示」を求められるケースが急増しています。
属人的な経験値頼みの見積りから、データに基づく透明性ある積算へと移行できるかどうかが、案件獲得に直結する時代になっています。
本号では、業界トレンドの変化と合わせて、経営層に必要な視点を整理してお届けします。

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解体業界ニュース(2025年10月時点)

倒産件数の急増と淘汰の波
2025年1~7月で解体工事業者の倒産は36件に達し、前年同期比で12.5%増。
2024年度には過去20年で最多の54件を記録しており、今年も同水準かそれ以上になる可能性があります。
背景には資材費・処理費の上昇、労務単価の引き上げ、価格競争の激化があり、“後追いの原価把握”では立ち行かない状況が明らかになっています。
市場拡大と需要構造の変化
一方で解体需要そのものは増加。全国で約849万戸の空き家が存在し、2033年には空き家率30%超の予測も。
都市部では再開発案件、地方では老朽家屋解体が増加し、**「案件はあるが利益が残りにくい」**という二極化が進んでいます。
M&A・業界再編の加速
倒産の裏側でM&Aも増加。中小業者の買収や、解体とリサイクル事業の統合など、再編の波が広がっています。
買収時の評価軸として 「原価管理体制の有無」 が重視され、数字を整備できている企業ほど有利な立場に。
制度・法改正の動き
- 建築基準法改正(2025年予定):解体付随工事への影響拡大が見込まれる
- 建設リサイクル法の強化:分別・再資源化義務の拡大が検討中
- 公共工事の設計労務単価上昇:見積精度の高さが案件獲得の条件に
- 石綿などの有害建築資材の取り扱いが年々厳しく経営を取り巻く環境は「需要増」と「淘汰圧力」が同時進行中。勝ち残るカギは「透明な積算」と「確かな原価管理」です。
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今月の解体くん機能紹介
解体くんでは、現場日報・原価管理で蓄積したデータをもとに、見積時に過去の実績データを参照して裏付けを持った提示が可能になります。
・労務費や重機稼働費の実績値を積算に反映
・廃材処理費を案件別に比較して適正価格を提示
・案件ごとに見積りと実績を突き合わせて精度を改善
これにより、元請に求められる「根拠ある見積り」に近づけ、説得力を持った提示ができます。
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経営層にとってのメリット
案件獲得力の強化
単価競争に巻き込まれず、根拠ある積算で入札・見積りの信頼度が向上。
資金調達・信用力の向上
銀行・M&A先に「原価の見える化」を示すことで、資金繰りや評価で優位に。
属人化の排除
経験や勘に頼らず、データを基に誰でも同水準の見積りが可能に。
継続的な利益改善
見積りと実績を比較し続けることで、原価精度を年々向上させられる。
行動促進のご案内
「見積りの透明化をどう進めればいいのか?」
「自社の原価データを活用できる体制を作りたい」
そんな経営者様に向けて、解体くんでは オンライン説明会 を随時開催中です。
実際の画面デモや導入事例もご紹介しますので、ぜひお気軽にご参加ください。
